2021-05-26 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
この理念自体には大いに共感できるものがあり、我が国が世界の中で環境後進国として取り残されることのないよう、積極的に取組を進めていく必要があるとの問題意識は十分に理解できるものであります。 一方、本年四月に開催された気候変動サミットにおいて、総理は、二〇三〇年度の温室効果ガスについて、二〇一三年度比マイナス四六%とすることを表明されました。
この理念自体には大いに共感できるものがあり、我が国が世界の中で環境後進国として取り残されることのないよう、積極的に取組を進めていく必要があるとの問題意識は十分に理解できるものであります。 一方、本年四月に開催された気候変動サミットにおいて、総理は、二〇三〇年度の温室効果ガスについて、二〇一三年度比マイナス四六%とすることを表明されました。
私が小泉さんに尋ねたいのは、今のような危機感を共有し、この新聞記事にも、「福島原発事故を経験しながら「環境後進国」に陥った」、こういう言い方、これは何を意味しているかよく分かりませんけれども、一番身近にあのお父様の発信をたくさん見てこられた小泉大臣が、その点に関してどう考えているんですか。このままでいいと思っていますか。
「福島原発事故を経験しながら「環境後進国」に陥ったのは、変われない日本を象徴している。再生可能エネルギー開発は欧州や中国に大差をつけられ、電気自動車も大きく出遅れた。脱炭素の目標設定は大幅遅れ」、ぎりぎりアメリカの前でしたね、そして、構造改革の覚悟にも欠けると。 まず、小泉大臣、ここの、この危機感を小泉さんは共有されていますか。
しかし、いつしかその原点を捨て去り、今や世界から環境後進国とみなされ、そればかりか、CO2排出量の多い石炭火力発電を今まさに売り込もうとしております。 小泉大臣にまたお伺いをいたしますが、日本の現在のこのような態度をどのように思われているか、率直な御意見をお伺いしたいと存じます。
これでは環境後進国と言われても仕方ありません。 総理、国連の要請に応え、二〇五〇年までに実質ゼロを目指す、その実現のために二〇三〇年の削減目標を引き上げる、こうしたゼロ戦略の立案に直ちに取り組むべきではありませんか。答弁を求めます。 世界の流れに立ち、国民に希望が湧いてくる新しい政治を市民と野党の共闘で切り開く決意を述べて、質問を終わります。(拍手) 〔内閣総理大臣安倍晋三君登壇、拍手〕
場合によったら、日本だけが取り残されて、気がつくと日本だけが環境後進国になって、アメリカは先に行ってしまうというようなことになるのではないかと思います。 日本と同じような森林の計算をほかの国々がすると、地球上の炭酸ガスはむしろ減っていることに数字上はなりまして、一体、何のために地球温暖化防止の国際会議をやらなくちゃいかぬのだという話にもなってくるぐらい、日本の数字の出し方というのはおかしな数字。
そういうことから考えますと、今まで残念ながら環境後進国というありがたくない言葉も日本はいただいてきた面も一面ではあるわけですけれども、むしろ、ここは国際的にリーダーシップを得るという大きなチャンスでありまして、国際的にもチャンスであるし、また、国民に向かっても、さまざまな環境問題あるいは温暖化の問題、これは国民もなかなか理解がいかない面もあるわけで、こういうものをアピールする絶好の機会かと思います。
こういう意味で、日本が環境先進国と言われたのは八〇年代までで、むしろ今は環境後進国になっているんではないか、私はそういう認識を持っておりますが、大臣、いかがでしょうか。
ことし六月に釧路で開かれたラムサール条約締約国会議では、日本政府が条約事務局の提案した環境アセスの法制化による義務づけに反対をして、世界における環境後進国の姿を改めて浮き彫りにしたと言えると思います。国際国家あるいは国際貢献、こういうことを言うのであれば、環境アセスメント法を国内で制定して、国内はもとより国際的にも、環境を守る立場を明確にして役割を果たしていくべきだと思います。
○岩佐委員 先ほど総理にも伺ったところですけれども、ことし六月に釧路で開催されたラムサール条約締約国会議で、日本政府が条約事務局の提案した環境アセスメントの法制化による義務づけに強く反対して、世界における環境後進国の姿を改めて浮き彫りにしました。アセスメント法は、先進国では今や常識です。環境アセスメント制度を法制化していないのは日本ぐらいなものです。
それが経団連の反対でつぶれて今日に至り、日本は環境後進国というべき立場にあることが国際会議の場でさらけ出されたのであります。あるイギリス人研究者は、日本とアメリカ、イギリスの環境保護制度の比較研究を行って、日本では企業の開発活動の自由がはるかに大きく保障されていることに驚きの声を上げていました。
逆に輸入量がふえていて、しかも不法投棄がされている、野放しであるということでは余りにもお粗末なのではないか、余りにも環境後進国なのじゃないか、そのように思いますので、どうかこの辺、厚生省さんとしましても積極的にアスベストの管理、アスベストの廃棄を厳重にチェックをするという方向で検討をしていただきたいと思います。 それからもう一点、同じアスベストの七%近くが現在自動車に使われております。